el_payasoのブログ

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最高にイタくて最高に沁みる「ふくろうず」をなぜ聴かなかった!

昨年の12月、僕の大好きな、とってもイタいバンドが解散してしまった。その名は「ふくろうず」。

どれほどのイタさを抱えているかPVをご覧ください。

www.youtube.com...もう6年前かこの曲...まあ見た目もやってることも存分にイタい。ぜひこのノリを付けていただきたかった。だがこの人たちの真骨頂は見た目がどうとかそういうところではないと僕は思う。では、どこか?それは歌詞。

この人たちは歌詞もまたイタい。例えば、「ループする」という曲である。自分のことを「ばか」とか「だめ」とか「残酷」とか散々貶めちゃう曲。なんだけど、最後に歌うフレーズがいい。「いいね、いいね、切ないね まだちゃんと胸が痛むよ」。

やべぇ!この方は、よく分からんが自分はだめだと決めつけ、だめな自分に落ち込んでいるのだが、一方で落ち込む自分がいることに満足しているのだ。感情のリサイクルみたいなことをしているわけだ。だから「ループする」なんだろう。要は、メンヘラってやつだ。

まあ言葉では伝えられぬ。もっと深いよ。公式がYoutubeに挙がっていないので、ぜひ手に入れて聞いてください。

こんな歌を堂々と歌ってしまえるそのイタさ。とは言っておきながら、僕にはこの歌がとっても沁みてしまう。この曲調、内田さんの声質なんかが完全にツボなのもあるだろう。とにかく好きだった。

ちなみに、1番好きな曲は「マシュマロ」です。

www.youtube.com

「ごめんね」というアルバムの2曲目なのだけど、歌詞の雰囲気に努力値を振りすぎた結果イタさはなんとなく影に隠れてしまった。しかし、1曲目の「ごめんね」がイタい成分を補ってくれるのでちょうどいい。加えてこのカワイイ感である。なんせ「マシュマロ」。僕は大好きだったし、絶対売れてほしいと思っていた。

 

...ところが、売れなかった。売れなかったーーー。さっと調べたら分かると思うけど、ループするもマシュマロも砂漠の流刑地も、もはや7年前とか8年前とかの曲である。そっから先にリリースされた曲は、申し訳ないけど僕にはピンとこなかった。

例えば、「ごめんね」の次に出た「テレフォン No.1」というミニアルバムは、なんというかあんまりに「ステレオタイプな女の子」すぎて、あれ?って感じだったし、「ベイビーインブルー」というアルバムに至っては「違う!そうじゃない!そのイタさは求めてない!」みたいな。最後のアルバム「だって、あたしたちエバーグリーン」で「ああ、それそれ」という気持ちになれたのだけれど、遅かった。。

 

なんというか、ふくろうずの良さって「回りくどさ」だったのかもしれない、と思う。自分の気持ちを説明しようと一生懸命なんだけど、伝わらない。話が長いのだ。

たぶんその感情は一言で説明できるんだろうけど、その言葉が見つからない。あるいは見つける気がない。さては伝える気がないんじゃないかと思うくらい回りくどい。その感じがふくろうずのイタさだったのだろうし、僕が好きだったところだったのかもしれない。これって、ロックじゃないか。

でも、「テレフォン No.1」では「女の子は裏腹なのよ」と言ってしまった。ああ、一言で説明しとるやんけ。これでは「裏腹」という言葉の意味を長々と説明しているだけだ。...ということなのかなあ。

 

なんせ売れなかったふくろうず。なぜ聴かなかった!と皆に言いたいランキングNo.1です。今からでも遅くない。聴いてください~~~。